2023年3月4日(土)に開催された「ましかくカップ」の主催者である株式会社hitotofrom代表取締役社長の松岡光洋さんへのインタビューです!
Jリーガーから見た視点や薬局経営者から見た視点など、さまざまな観点からお答えいただきました。
Q1. ましかくカップを主催してみてどう?
正直な話でいうと、すごく想像通りでした。参加してくださる薬学生たちは絶対に喜んでくれると思ったし、試合をやるとなったら真剣になってプレーしてくれると思ってたし、良い意味で自分が思っていた通りでした。
逆にいうと、僕たちは今大会で掲げているビジョンでもある「チームで進む未来へ」をもっと多くの人たちに届けられたんだろうなぁという感想が強くありました。もっと出来る可能性を感じたので、大きな大会にしていって、いまよりも多くの人に興味を持ってもらいたいと思ってます。そして、大会を通して社会に出る前の薬学生になにか気づきを得てもらって、「自立心」を育んで「シカクからマル」になって羽ばたいてほしいなと!
Q2. Jリーガーから見た薬学生のプレー内容はどう?
純粋にサッカーに対して向き合う姿勢が素晴らしいと思いました。技術どうこうじゃなくて、サッカーが好きなんだなって。
薬学生に僕らが伝えたいのは、サッカーというツールを使って一つのことに向き合うスタンスを学んでほしいというのが大きかったので、表面の技術の上手い下手は逆にまったく見ていませんでした(笑)
それが元々の意図だし、その姿勢に共感してAmbition22の代表取締役であり元サッカー日本代表でもある羽生直剛さんをはじめとしたJリーガーの河野広貴くん、ライフセービング日本代表の田中綾ちゃんも協力してくれたんだと思います。
Q3. 第2回ましかくカップもある?
あります!第2回からもっと本格的にしていこうと企画しています。
少しネタバレすると、MVPを設けたいと思ってます。でも、MVPの評価軸は分かりやすい得点数やアシスト数ではなく、一人で戦っていない雰囲気をつくったり、チームを盛り上げている人にしようと考えてます。
評価は目に見える数字がないと評価できないって思ってる人が大半な中で、そこだけじゃないというところに気づいてほしいという願いがあるからです。仕事ができる人が偉いわけじゃないみたいな。
純粋にサッカーを楽しむ姿勢とか、チームに真剣に向き合うとか誰でも出来ると思うので、そこを見たいと思ってます。やるスタンスかやらないスタンスかを見たいです。仕事でも通ずるところだと思うんですけど、辛いときでもやるスタンスの人を評価していきたいです。負けててもチームを鼓舞する声を出せるとか。
Q4. 薬局経営者から見た薬学生の姿勢はどう?
僕がピンポイントな話をしすぎた感じはあったけど、本当に大切なことに気づいている人は少ないかもなと思いました。
まだ余裕があるようにも見えたというか、危機感みたいなものを感じなかったんですよね。学生だからこそ、それが良いところでもあるんだけど…。
だからこそ、僕らが掲げているValueでもある
- 常に、新しい視点を提供する
- 希望を大切にする
- 学生の夢を応援する
これらを大事に大会を続けていきたいと思っています。
薬学生たちのきく姿勢はバッチリで輝いているようにも見えたので、僕たちがもっと良い考え方を得て、しっかり伝えていきたいと思っています。それが僕たちのMissionでもある「サッカーを通じて医療に貢献する」ことにつながると確信しています。
考え方がカチコチに固まる前に、学生のうちに柔軟に社会にとけ込めるように、しっかりかどを取ってまるにしていきたいと思ってます。
Q5. 大会を通して見えてきた課題は?
もちろん大会自体をもっと良くしていくためのルールとか、進行の仕方であったりの課題はたくさんありました。それよりも、ましかくカップ自体に興味を持ってくれる人を増やしていかなきゃと思いました。もっと大会を介して新しい視点に気づいてもらいたいというのが課題ですかね。
ただ、それだけのボテンシャルはすでにある大会だとも思ってます。むっつりな人が多いから、興味を持ったら考える前にまず行動しちゃってもらって良いのになって思いますね(笑)
興味を持ったらぜひ連絡してください!
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