城西大学薬学部の学生が見た「まんまる薬局」の魅力と未来への展望

まんまる薬局は、在宅医療の取り組みの中でもボランチ制度であったり、最近だと栄養アセスメントの導入を本格的に初めていったりと独自のアプローチを行っている薬局です。

今回は城西大学薬学部の3年生、井ヶ田さんにまんまる薬局でのインターンシップ体験について語っていただきました!

Q1.まんまる薬局をどうやって知った?

2023年8月5日~2023年8月6日に開催された第3回ましかくカップのレセプション・前夜祭のときに、ましかくカップの主催者でまんまる薬局社長の松岡さんとまんまる薬局の方々とお話する機会があって知りました。

そのときにまだ今後のキャリアについて何も決まってないという話になり、1日体験でも良ければすぐにスケジュール調整すると言ってもらい、今回まんまる薬局のインターンシップを1日体験させていただくことになりました。

Q2.まんまる薬局のインターン体験はどうだった?

5~6件ほどの患者さんのお宅を訪問させていただいたり、松岡さんなどと壁打ちさせていただきました。

薬剤師とボランチで管理栄養士の2人で個人のお宅に訪問するときに僕も同行させていただいたのですが、初めて大学で勉強している在宅医療を目の前で見ることができて良かったです。
患者さんのお宅にあがらせていただく経験や薬剤師と管理栄養士が連携している実際を見れました。

僕自身、選択肢として管理栄養士として患者さんに貢献したいと考えているので、まんまる薬局では管理栄養士の業務が単なる栄養指導だけでなく、患者さんの状態を総合的に評価していくことや、在宅医療での管理栄養士としての新しいアプローチを進めている姿勢にも感銘を受けました。

まんまる薬局内に居る時間があまりなかったのですが、アットホームな雰囲気で和やかな印象でした。

Q3.1日通してのインターンで印象に残ったことは?

やはり先ほどの繰り返しにはなりますが、実際の現場の雰囲気を味わうことができたことです。
訪問のテンポ感や効率よく多くの患者さんのお宅へ訪問するためのルートの組み方など、常に2~3個ぐらい考えて行動されていると感じを受けました。

もう1つは、松岡社長とのお話です。
日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つである「守破離」のお話や最初に飛び込んだ勇気あるペンギンは死の危険をおかす代わりにエサをほかのペンギンより多く獲ることができるという「ファーストペンギン」のお話をいまの僕の状況にあわせて教えてくれました。

病院の管理栄養士は確立されているけど、在宅医療での管理栄養士はシステムとしても未発達な部分がたくさんあるから構築していっている最中という話も刺激を受けました。
世の中から必要とされているけど、世の中に充実していない部分を見極めてしっかりとやり遂げる感がすごいなぁって思いました。

Q4.井ヶ田さん自身どう在りたい?

いまのところ管理栄養士として働くことを考えたとき、パソコンが苦手というのもあるんですけど、人と直接対話することに魅力を感じているし、リアルなコミュニケーションでしか得られないことがたくさんあると僕は思ってるので現場で働きたいと考えています。

その一つとして、在宅医療の分野に興味を持っていたこともあり、今回のインターンシップを通して、まんまる薬局の訪問栄養に関わらさせていただくことも将来的な選択肢として考えるきっかけになりました。

おまけインタビュアーからひとこと

井ヶ田さんとのインタビュー中も、うまく言語化して伝えられるか分からないけど、とりあえず口を開けて話してみるという挑戦に対して躊躇しない姿勢を感じました。

実は井ヶ田さんは城西大学薬学部のサッカーサークルのキャプテンでもあり、今回開催された第3回ましかくカップへ初参加かつサークルの人数も試合人数に対して足りていない中で、メンバーを集めてプロジェクトを成功させないといけないプレッシャーを感じながらも、成功させたましかくカップの裏の立役者のひとりでもありました。

今後のまんまるの輪でましかくカップについても、さらに紹介していきますので、お楽しみに!!

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。