夢に近づくために、まんまる薬局に入社して2年

まんまる薬局に2020年8月に入社されてから、2年が経ち、在宅訪問の中堅を担っている薬剤師3年目のゆうやさんへのインタビューです。

松岡社長はもちろんのこと、周りのメンバーからもアツい!と評判な彼が本当にアツいのか確かめてきました。

Q1.まんまる薬局に入って2年経ってどう?

いまだに驚きが連続していますね(笑)

具体的にはどういう驚きですか?

現実を突きつけてくれるって感じです。

具体的な道筋がない夢や目的を追いかけてきた人生だったけど、夢や目的を達成するには具体的に今何をすればいいのかを気づかせてもらっています。

患者さんからの質問にその場で返せなかったりというのがまだあるんですけど、そういう時にもっと勉強しないとなと痛感しますね…

薬剤師とはいえ、わからないことがあってもいいと思うのですが…

そうですね。でも僕たちの目的は「患者さんを幸せにする」だからわからないってないはずだと思ってもいます。なので、個人的にはわからないという言葉は使わなくていい状態が理想です!

Q2.3年目だと、新人に研修する機会も?

はい。2022年4月入社の方と訪問に同行したりとか、一緒に調剤をしたりとかです。

訪問先に向かう道中にさまざまな会話をしますが、薬の話よりも「人」についての話が主です。

何かミスが起こったらそのことに対して、新人の方に説明してもらって主語が「患者さんが」になっているかを見たり、「患者さんが」が主語になるにはどう考えればいいのか気づかせてあげることで仕事を主役にしていく考え方を身につけてほしいと思っています。

もちろん一朝一夕では難しいので、新人の方がわかりやすい言葉でしつこく言い続けることは意識しています。

Q3.一番印象に残っていることは?

2年間で印象に残っていることが在宅訪問の時と自分の夢に関してで1つずつあります。

死に直面したこと

祖母以外の死に初めて直面しました。やっぱり人はなくなってしまうんだなと感じましたね。

1回1回の在宅訪問でもっと家族の一員になれるコミュニケーションをしていこうと覚悟しました。

家族であれば、愛をもち、ときには厳しいことも言うと思います。たとえば、間違えた飲み方をしていたら間違っているって伝えてあげたり。

自分が患者さんに意見するのが苦手だったんですよね。そして、薬剤師にも多い傾向だと思いますが、それって自分自身が患者さんから嫌われたくないからという感情から来ていると気づけました。

患者さんのために患者さんに厳しい言葉を控えているつもりでしたが、自分が嫌われたくないからという気持ちから厳しい言葉をかけることを控えていたし、主語が「患者さんが」じゃなかったなと猛省しました。

いまでも心の中で葛藤していて、常に自分に対して「今、患者さんを考えた行動が出来ているか?」と問い続けています。

自分の夢について

海外に行って多くの人を救いたいということをずっと掲げてきました。新卒の時も行こうと思っていたのですが、コロナで海外にいけなくなってしまったんですよね。でも、海外に行ってもっと多くの人を救いたいという気持ちがずっとあります。

この気持ちを松岡社長に伝えてみたら、カンボジアで学校法人などを運営されている人と一緒にご飯に行かせてもらいました。

そしたら「貧困層がターゲットじゃ現実的には厳しかったりするし、国連とか組織を相手にできないといけないってことになるよ」と言われました。その時に何も資格をとるであったり行動をしていない自分に気付かされました。壁打ちを通して気持ちだけでは何も成せないと痛感しました。自分がどれだけ甘いのかを。

それから変化はありましたか?

1ヶ月前の話なので大きな変化はありませんが、毎日オンライン英会話を続けていて、特に苦手なリスニングと会話を鍛えています。

とはいえ、在宅訪問をもっとやっていきたい気持ちもあり、今はオンライン英会話の方は小さく毎朝続けています。

心の中は変化しました。フィードバックをいただいたことで、モヤモヤしていたことが明確に見えるようになりましたね。

例えて言うならどんな感じですか?(凄いのお願いします)

1ヶ月前までは登る山がなかったけど、登る山がやっと決まった!って感じですね(笑)

Q4.この2年でバリューは体現できた?

あります!

玄関にも入らせてもらえなかった患者さんのお宅に今ではお薬カレンダーまで設置させてもらえるようになったことです。

初めて訪問しに行った時に入ってこないで!と言われたり、薬を届けても直ぐに全部なくなってしまうということが起こっていました。

ですが、少しずつ距離が縮まり、家の中にあがらせてもらえるようになりました。そこから家の中からヒントを探し続けていました。たとえば、サッカーボールが置いてあったり、マガジンが落ちていたり、競馬の新聞がテーブルに置いてあったりなどです。最近では、「今回の有馬記念驚きましたね〜」とか世間話もできています!

「明るく 楽しく 誠実に」というhitotofromの行動指針のうち、「楽しく」を体現できた例だと思っています。

最初から玄関に入ることすら拒否されると少しは凹みます。でも、その状況を楽しんでもいました。

たとえば、前回よりも目を見て話してくれる時間を長くしてくれたり、玄関に1歩入れてくれたりとか。

僕にとっての「楽しく」には、”自分自身が楽しむ”と”患者さんを笑顔にして楽しませる”の2つがあります。どれだけ馬鹿にされてもいいからどんな方法でも笑わせることで楽しくありたいと思います。

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