2026年3月18日、PA-C-MANサミットとして初のオンライン開催が実現しました。大阪・岡崎・東京・名古屋と場所を変えながら回を重ねてきたサミットシリーズが、ついに”場所の壁”を超え、全国どこからでも参加できるかたちへ——。
今回は、薬学生と3社の社長が画面越しに本音で語り合う「学生 vs 社長ディスカッション」を軸に、これからのキャリアを問い直す時間を届けました。
社長3名 × 学生 ー「学生 vs 社長ディスカッション」
今回のオンラインサミット最大のプログラムは、パナプラス薬局・くるーず薬局・まんまる薬局、3社の社長が揃って登壇した「学生 vs 社長ディスカッション」です。
オンラインでありながら対話の温度は高く、画面の向こう側から「社長たちの人生観」がダイレクトに伝わる時間となりました。資格の活かし方、憧れとの向き合い方、環境の選び方——ひとつの質問から、3つの異なる実体験が重なりあうことで、学生たちの中に新しい視点が生まれていきました。
参加した社会人からも「学生vs社長のディスカッションが熱く、社会人としても学ぶところがあった」という声が寄せられるほど、世代を超えた議論が展開されました。
参加者の声——「進路」の不安が、「確信」に変わった瞬間
イベント後のアンケートでは、参加者の約70%が「大変満足」、残りの全員も「満足」と回答。オンラインという形式でありながらも、高い満足度を記録しました。
特に印象的だったのは、参加者一人ひとりが”自分ごと”として受け止めていたこと。以下は、参加者から寄せられた声です。
「薬剤師という”カード”をどう使うか」
「今まであまり、薬剤師という資格を使うっていう発想がなく、自分のしたいことだけを考えていた。新たに”薬剤師というカード”をどのように使うべきか考える必要があるという、新しい視点が得られた。」
資格=ゴールではなく、資格=手段。この気づきは、在宅医療やまちづくりなど、薬局の可能性が広がるいまの時代にこそ響く言葉ではないでしょうか。
「自分が向いている方向の”確認”ができた」
「新社会人として今の自分と改めて向き合い、自分が向いてる方向は間違ってないのかを確認でき、またより明確にすることができた。」
「まずは置かれた場所で一生懸命に取り組み、その中で自然と人脈はできていくことがある。人に違和感があったらそれを信頼できる人に聞くことも大切だとわかった。」
社長たちの言葉を通じて、不安だったキャリアのベクトルに”確信”が灯った瞬間が見えました。
「”憧れ”をどの段階に置くか」
「憧れを進路を選ぶ上でどの段階にどのように置くのかがとても重要なことが学べた。自分自身が選んだ進路、決断に対して、その次の段階や自分の中であった不安の原因を言語化していただけた。」
漠然とした「憧れ」を、キャリア設計の中でどう位置づけるか。PA-C-MANサミットならではの問いかけが、参加者の中に新たなものさしを生みました。
「”人間力”の大切さ」
「学生に対して、社長3名の貴重なお話を聞くことができ、さらに将来について考え、自分に問いを立てていきたいと思った。”人間力”はとても大切だと感じた。」
薬学的な知識やスキルだけではない、「人としての力」をどう磨くか。社長たちの歩んできた道そのものが、そのヒントになっていたようです。
「”自己中心的利他”という考え方」
「自己中心的利他の重要性の再確認。環境は違っても、本人の熱意次第でどうにでもなること。」
社会人として参加されていた方からも、このような深い気づきが共有されました。自分を大切にしながら人に尽くす。PA-C-MANサミットが掲げてきた”誰かのために、自分らしく在る”というテーマが、世代を超えて届いた瞬間でした。
オンラインで”つながる”ことの意味

場所を選ばないオンライン開催だからこそ、今回のサミットには「PA-C-MANスタッフからの案内」で知った方だけでなく、X(旧Twitter)を通じてサミットを知ったという参加者もいました。SNSを通じてPA-C-MANの想いが全国に少しずつ広がっていることも、今回の大きな収穫です。
画面越しであっても、社長たちの言葉は「熱」を失いませんでした。むしろ、リアルの場ではなかなか聞けないような、個人のキャリアへの本音がオンラインだからこそ引き出されたのかもしれません。
場所が変わっても、”問い”は変わらない
大阪から始まったPA-C-MANサミットは、岡崎、東京、名古屋、そして今回ついにオンラインへ。開催のかたちは変わっても、薬学生一人ひとりが”自分のキャリア”と本気で向き合うという軸は、一貫して変わっていません。
「自分は何がしたいのか」「どこで、誰と、どう生きるのか」——そんな問いに正面から向き合える場所は、社会に出てからもなかなかありません。PA-C-MANサミットが提供しているのは、就職の選択肢ではなく、人生の選択肢を広げる時間なのだと、今回あらためて感じました。
PA-C-MAN PROJECTの挑戦は、これからも続きます。
