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悩んでいいし、話していいんだと感じさせてくれた新人研修

  • 在宅って大変そう…
  • 調剤の経験がなくても、うまくできるかな?

そんな不安を抱えながらも、勇気を出して関西から飛び出て、新卒でまんまる薬局に飛び込んだ戸田成美さん。

そんな彼女が研修を通して学び、感じ、成長してきたことをインタビューでたっぷりお聞きしました。

まず、入社の決め手は「在宅医療の可能性」と「直感」

私がまんまる薬局を知ったのは、薬局アワードがきっかけでした。

学生の時に実習を通して、薬を届ける場所に病院や薬局以外の場所はないのかなと思ってました。そのときに、患者さんのご自宅へ行き、薬を渡しているまんまる薬局を知りました。
そこから、在宅って患者さんの心の安定につながる素敵な働き方かもなぁと考えるようになりました

一方で、「在宅=大変そう」というイメージもあり、不安もたくさんありました。たとえば、患者さんのご自宅にお邪魔することで情報量が多くてメモしきれなさそうとか、どこから把握して、どこまで介入していいのか分からなくなりそうだなと思ってました。

外来にはない、見えないヒントに自分は気づけるのか、そして気づいたときにどう動けばいいのか、不安は尽きませんでした。

ただ、それを超えるぐらい「在宅医療の可能性」とここの薬局よさそうだなという「直感」があり、決めました。

実践と座学が交互にあるからこそ、身についた

研修が始まると、最初はオリエンテーションと座学からスタートしました。重要な疾患の学習、診療報酬や調剤録の取り扱い、バックオフィスの業務など、業務に関わる基本的な知識をじっくり学びました。

中でも印象的だったのは、認知症の患者さんへの対応についての座学です。
記憶に残らないこともある認知症の方に、どう接すればいいか分からなくて私が質問したとき、研修担当の堀田さんが「いま、痛い?不安?」と、その瞬間の患者さんの感情に寄り添うことが大切だと教えてくれて、それが2年経った今でもすごく印象に残っています。

現場での訪問と座学が交互にあることで、知識と実践が自然と結びついていきました。たとえば、薬歴ひとつをとっても、生活背景や患者さんの様子を丁寧に観察し、必要に応じてヘルパーさんとの連携内容まで記載する。そうした姿勢が、研修の中で自然と身についてたと思います。

相談できる安心感があったから、自信に変えられた

新人研修が終わってからも、フォロー体制がありました。車の移動中や時間を取ってもらっての1on1など、悩みを話せる時間があることが支えになっていました。

2年経った今でも3ヶ月に1回は当時のメンターと話していますし、悩みが多い時期には2週に1回とか…すごくありがたいです。

特に心に残っているサポートのひとつは、調剤室のマネジメントに関する相談でした。業務がうまく回らず悩んでいたときに、「成美ちゃん自身の動きが、何にどれくらい時間がかかっているかまず見てみるといいかもね!」とアドバイスをもらったことです。このアドバイスがきっかけで、客観的に状況を捉えられるようになり、自信を持って動けるようになりました。

間違っても、気づいてくれる人がいるから大丈夫。だからまずは“打席に立つ”ことが大事なんだなって思いました。

最後に、これからまんまる薬局に入社する方へ

まんまる薬局の研修を一言で表すなら、実践と座学のバランスが本当にちょうどよかったです。現場で経験したことを、講義で振り返ることで見えてくるものがあり、そこから深く学べました。

自分だけでできないって、全然恥ずかしいことじゃないです。誰にでも得意・不得意はあるし、自分だからこそ気づけることもあります。だから、悩みを話してみることが大事です。まんまる薬局の人たちは、自分ごとのように一緒に考えてくれます。

思ったことや感じたことを、ちゃんと言葉にしてみる。
その一歩が、きっと新しい学びや成長につながっていくのだと思います。