まんまる薬局 第4回オンライン会社説明会を開催!!

企業から在宅医療へ転身!CRO経験が活きる薬剤師の挑戦と成長

今回は、CROで数年勤められていた薬剤師の星野真弓さんへのインタビューです!

CROでの経験が在宅医療にどのように活かされているかイメージがなかなかつかないと思います。

この記事を通じて、企業出身薬剤師である真弓さんの転職の背景や現在の仕事におけるやりがい、そして将来の目標についても、ひも解いていきます。

Q1.なぜ在宅医療へ?

CRO(治験施設支援機関)で働いているとき、薬剤師の資格や知識がほとんど活かされないことに疑問を感じたんです。

新卒から6~7年経った頃に、薬剤師のスキルを向上させたいという思いが強まりました。

正直、新卒の頃は薬剤師の調剤業務に魅力を感じていませんでしたが、キャリアを積む中で「どうせやるなら、自分に合った働き方や環境がいい」と思うようになりました。

そのタイミングで出会ったのが在宅医療に特化した薬局でした。

具体的には社長の松岡さんとの出会いがきっかけとなり、まんまる薬局に入社しました。

まんまる薬局の環境は、一般的な調剤薬局とは異なっている雰囲気があり、見学時には楽しさややりがいを第一にしているのかなと感じました。

Q2.CROでの経験は現在の仕事に役立ってる?

自分でも驚くほどCRO時代に培ったスキルが在宅医療で役立っていると感じています。

CRO業務では、プロジェクトの進捗管理や病院との契約手続き、キーパーソンとのコミュニケーションが求められました。

この経験が、まんまる薬局での在宅訪問の際にも活かされています。

どのようなときに感じますか?

患者さんのお宅に訪問し、飲み忘れの確認や報告書の作成などをするときに、頭の使い方が似ていると感じています。

また、さまざまな医療従事者との橋渡し役を務める経験が、現在のコミュニケーションにおいても役立っているなぁと。

Q3.在宅医療の魅力とやりがいは?

患者さんの薬だけでなく、生活や性格など、多角的に見ることができる点が魅力です。

これによって、幅広い提案ができることにやりがいを感じています。

特に、患者さんが前向きになったり、表情が明るくなった瞬間には大きな喜びを感じます。

また、まんまる薬局の在宅医療チームは、「自分の担当ではないから関係ない」という姿勢がなく、みんなで協力して業務を進める姿勢が強みです。

まだ体制や仕組みが整っていない部分もあるからこそ、自ら情報を取りに行き、みんなで作り上げていく姿勢が感じられます。

Q4.未経験者としての挑戦と克服方法

薬剤師の経験は漢方薬局でしかなかったため、在宅薬局への転職は大きな挑戦でした。

実際に働いてみると、これまで関わったことのない患者さんが多く、不安と衝撃が両方ありました。

ですが、業務の解像度が上がることで、CROの経験と似ていることに気づき、不安が解消されていきました。

薬剤師としての処方解析などはこれから勉強していく覚悟を決め、薬剤師としての知識以外の部分を突き詰めることで不安を克服していっています。

ただ、スキルを身につけることの前提に、患者さんを見てどうしたらその人が自分らしく生きられるかを考えるコミュニケーションが重要であるとも感じています。

Q5.今後の目標と展望は?

将来のキャリアプランについて、明確なプランはなくても、どのような薬剤師でありたいかは考えています。

50歳の自分がどうなっているかを想像し、いまの環境で積み上げていきたいと考えています。

まんまる薬局で私が実現したいこととしては、このフラットな関係の中で、人と向き合うことが必要とされる環境で自分を成長させていきたいです。

Q6.最後にこれからの仲間に伝えたいことはありますか?

在宅医療を検討している薬剤師や薬局に一歩踏み出すことに躊躇している企業出身者に伝えたいです。

「一歩踏み出す前には不安や壁を感じることがあると思います。でも、その一歩を踏み出すことで自分の考えが変わり、ポジティブな感情が生まれることもあります。ぜひ一歩を踏み出してみてください」