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【大学講義レポート】「薬局×管理栄養士」の新しいカタチ。神奈川工科大学で語った、資格の枠を超えて届ける「心の栄養」とは?

令和7年12月15日、神奈川工科大学にて、まんまる薬局の管理栄養士である松倉義弥さん西尾都さんが登壇し、大学2年生に向けた特別講義を行いました。

「薬局に管理栄養士がいるの?」「しかも在宅医療って何をするの?」これから就職活動を意識し始める学生の皆さんにとって、調剤薬局、それも在宅訪問に特化したフィールドは、まだあまり馴染みのない世界かもしれません。

90分間にわたる熱い講義の後、教室は「こんな働き方があったんだ!」という驚きと、新しい将来の選択肢に対するワクワク感に包まれていました。今回は、実際に登壇した松倉さんへのインタビューをもとに、当日の講義の様子や、彼らが学生たちに本当に伝えたかった「想い」を深掘りしてお届けします。

就活の選択肢は「病院・委託会社」だけじゃない!

管理栄養士の就職先といえば、病院や給食委託会社、行政、食品メーカーなどが一般的です。今回の講義の大きな目的は、そんな学生の皆さんに「薬局×在宅医療×管理栄養士」という新しい選択肢を知ってもらうことでした。

現在、まんまる薬局では10名の管理栄養士が在籍し、薬剤師と共に地域の患者様の健康を支えています。ただ、私たちの仕事は単に「栄養指導」をして終わりではありません。講義の中で私が特に時間を使って語ったのは、まんまる薬局独自の「ボランチ制度」という働き方についての部分です。

薬局の常識を変える「ボランチ」という存在

サッカーのポジションで「舵取り役」を意味する「ボランチ」。まんまる薬局では、薬剤師とボランチ(在宅訪問アシスタント)が2人1組のペアとなり、患者さまのご自宅へ訪問しています。

一般的に、薬局の助手や事務スタッフといえば、薬局内でのサポート業務がメインだと思われがちです。でも、まんまる薬局のボランチは違います。講義の中で、その役割の重要性をこうお話しさせていただきました。

ボランチを経験することで、管理栄養士としての視座が劇的に広がります。薬剤師が専門的な『薬』の視点で患者さまを見るなら、ボランチは『生活』の視点で患者さまを見る。この両輪が噛み合うからこそ、患者さまが自分らしく生きるための、本当の意味でのサポートができるんです

例えば、冷蔵庫の中身を見て食生活のヒントを得たり、趣味の話で盛り上がって信頼関係を築いたり。食事のこと「だけ」を見るのではなく、患者様の生活背景やご家族との関係性、そして何より「その人らしさ」を肌で感じる。ボランチとして現場を回る経験が、その後の栄養指導の質を高め、多職種連携の要となっていきます

学生の心を動かしたキーワード「心の栄養」

医療の現場では、どうしても数値の改善や治療が優先され、制限や指導が多くなりがちです。薬剤師が「お薬をしっかり飲んでください」「塩分を控えてください」と伝える役割だとすれば、管理栄養士である私たちは、患者さまの生活に彩りを添える役割も担えるはずです。

講義のスライドでは、ハロウィンの日にスタッフが仮装をして訪問した際のエピソードを紹介しました。普段はベッドで過ごす時間が長い患者さまが、「トリック・オア・トリート!」のやり取りで笑顔になり、生きる活力を取り戻していく様子。また、厳しい食事制限の指導だけではなく、「食べる順番を工夫してみましょう」「電子レンジで簡単にできる一品を追加してみませんか」といった、患者さまの「食べたい」という気持ちに寄り添った具体的な提案事例も紹介しました。

「制限するだけでなく、日々の彩りや心の栄養を届けることができる」

講義資料より

数値改善のための栄養管理はもちろん重要です。しかし、それ以上に「その人がその人らしく、最期まで生きられること」を大切にするまんまる薬局の姿勢に、学生たちの目はキラキラと輝いていました。

「薬剤師さんは怖くない!」最強のチームワーク

講義中、学生さんから素朴ながらも核心を突く質問がありました。

「薬剤師さんと管理栄養士さんって、本当に仲が良いんですか?」

これに対して私は自信を持って「めちゃくちゃ仲が良いです!」と即答しました。薬剤師さんやバックオフィスの方へのボランチについてインタビューした動画での掛け合いや、講義中の雰囲気からも、職種の垣根を超えたフラットで温かい関係性が伝えられた気がします。

「薬剤師さんは少し厳しくて怖い人」というイメージを持っていた学生さんもいたようですが、まんまる薬局の「お互いの専門性をリスペクトし合う文化」に触れ、チーム医療へのイメージが大きく変わった学生さんもいるのかなと思えた瞬間でした。

未来の管理栄養士たちへのメッセージ

新卒というカードは一生に一度しか使えません。だからこそ、噂やイメージだけで決めるのではなく、自分の目で見て、肌で感じてほしいと思います。まんまる薬局は、資格を持っているかどうか以前に、『その患者さまのために何ができるか』を全員で考え、行動できる場所です。少しでも興味を持ってくれたなら、ぜひ一度、会社を見に来てください。ありのままの私たちをお見せします!

最後に感想をお聞かせください!

管理栄養士だからこうしなければならないという枠を超え、目の前の人のために何ができるかを追求する。そんな私たちの想いが、今回の講義を通じて少しでも多くの学生さんに届いていたなら嬉しいです。

そして、今後は講義を増やしてさまざまな方に伝えていきたいです。

まんまる薬局では、職種の垣根を超えて「人から人へ心を届ける」仲間をいつでもお待ちしています!