今回も、まんまる薬局の研修に焦点をあてた内容です。
まんまる薬局の研修制度を語るうえで欠かせない存在が、薬剤師として現場に立ちながら、オンボーディングや育成にも力を注ぐ堀田亜莉沙さんです。
新卒・中途を問わず「ここで働いてよかった」と思えるような土台づくりに関わりながら、日々メンバーの声に耳を傾けられていました。
今回は、そんな堀田さんに研修への想いや、これまでの取り組みについてお話を伺いました。
“やり方”だけじゃない。“考え方”も伝える研修づくり
堀田さんは現在、薬剤師として在宅業務に携わりつつ、新しく入社した方へのオンボーディングや訪問同行、1on1などを通じてチーム全体の成長をサポートしています。訪問栄養事業の立ち上げ支援や、見学対応、面接のサポートなど、まさに“駆け込み寺”的な役割を担っている存在です。
研修に関わるようになったきっかけは、産後に復帰したタイミングで現場の課題を整理し始めたこと。
「誰が、どこまで教えたか分からない」「資料がない」「どこを見たらいいか分からない」——そんな声を耳にし、必要な情報を誰もが受け取れるよう、マニュアルやスライドの整備を始めました。

特に在宅医療は、外来とは異なるルールや考え方が求められる分野。薬歴ひとつ取っても、単なる記録ではなく“生活の中で薬がどう位置づけられているか”という視点が求められます。
そのため、薬の知識だけでなく、「どう考えるか」「どう向き合うか」というマインドの部分も、大切にして伝えています。
丁寧すぎるくらいが、ちょうどいい。アットホームな空気づくり
まんまる薬局の研修は、「ガチガチに詰め込む」というよりは、話しやすさや安心感を重視したスタイルにしています。資料は画像やストーリーを多く取り入れ、在宅のイメージが自然に湧いてくるよう工夫されています。
とはいえ、ただ聞いて終わるのではなく、少しずつディスカッションの場やアウトプットの機会も増やしながら、「伝わる」研修にアップデートしてきています。

中途入社の方には、初めの3日間でオリエンテーションと座学を行い、調剤業務に慣れてきた頃に訪問の引き継ぎへ。新卒の方には、座学とピッキングのあとに同行訪問を取り入れるなど、経験や習熟度に合わせたステップで進めています。
わからなかったら、あとで思い出してくれたらいいんです。

教えるのではなく、寄り添うという姿勢が、まんまる薬局の研修にも自然とにじみ出ていそうですね。
「いま、現場で活躍している姿」がなによりのやりがい
研修を受けた方が、現場で生き生きと活躍している様子を見るとき。
資料を見返してくれていたり、まんまるの文化に自然と馴染んでいたり。
そんな瞬間こそが、「やっていてよかった」と心から思えるといいます。
研修制度が充実していなかったときから、まんまる薬局に居たメンバーからは、研修があるのうらやましいって言ってもらえるのも、すごく嬉しいですね(笑)

また、これからは研修を“教える側”の育成にも力を入れていきたいと思ってます。
3年目のスタッフなどが、次の仲間に伝えられるようなコンテンツづくりをちょこちょこ進めています。
想いがある人を、育てる土壌でありたい
今後、力を入れたいと考えているのが、入社してしばらく経った人たちの“成長の振り返り”の仕組みづくりです。日々忙しく過ぎていくなかで、ふと気づけば1年、2年が経っていた——という人も少なくありません。
まずは“守破離”の“守”がちゃんとできているか、そこを確認すること。そして“破”“離”のフェーズを楽しめるように、キャリアを考える機会も作っていきたいです。

これから、まんまる薬局に入社を考えている方へメッセージをお願いします!
まんまる薬局には、“こうしたい”という想いを持って入ってくる人が多いです。身内の介護経験、病院でのキャリア、管理栄養士としての専門性…それぞれの想いがあるからこそ、熱を持って働いている仲間が集まっています。仲が良いだけじゃなくて、熱くなれる職場なんです。
経験がなくても大丈夫。やってみたい気持ちがあれば、ちゃんと活躍できる場所があります。
まんまる薬局の研修は、知識やスキルを伝える場所であると同時に、“想い”を形にする第一歩を応援する場でもあるのかもしれません。

まんまる薬局が募集している人物像は?
「仲間と何かを成し遂げたい人」「ご両親に感謝できる人」は、まんまる薬局にピッタリかなと思います。
ぜひ、お待ちしています!!
