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介護の現場で学んだ「寄り添うチカラ」を、在宅医療のボランチへ。

今回の「まんまるの輪」は、介護職から転職し、ボランチとしてまんまる薬局で活躍するれーぶさんへのインタビューです。

介護歴9年半。有料老人ホーム、リハビリテーション病院、認知症専門病院——さまざまな現場で高齢者と向き合ってきた彼女が、なぜ在宅医療の世界に飛び込んだのか。「患者さま想い」と周囲から声が上がるその姿勢の原点と、社内のムードメーカーとしても知られるれーぶさんのこれまでとこれからをお届けします!


介護からまんまるへ —— キャリアの原点

高校卒業後、短大に進学したんですが、4ヶ月で辞めてしまって…。
そのあと病院にたどり着いたんですけど、そこで車椅子に乗っている方を見た瞬間に、「あ、この人たちと関わりたい」って思ったんです。それが介護の仕事を始めたきっかけですね。

そこから、有料老人ホーム、リハビリテーション病院、認知症専門の病院の3つの施設で働きました。全部合わせると介護歴は9年半くらいになります。特に最後の認知症専門の病院では、ご家族や施設では対応が難しい患者さんによる暴力的な行動があったり、セクハラ的な行為のある方と関わることが多くて大変でしたけど、すごく印象に残っています。

正直、前の病院での介護に疲れてしまって、ジョブメドレーで転職先を探していたんです。そのときにまんまる薬局の求人を見て、患者さんに高齢者が多いことに気づいて。「自分が関わりたい人たちと、対象が一緒だ」って。それが決め手になりました。

見学はせずに入社したんですけど、いちばん驚いたのは訪問で患者さんの「本当の姿」が見えること。病院で接する患者さんって、どこか「よそ行き」の顔をしていることが多いんです。でも訪問で自宅に入ると、整理整頓の状況や家事能力とか、その人の本当の生活が見えてくる。より深い気づきが得られるなって感じました。


ボランチとしての「いま」—— 介護の経験が活きる瞬間

私にとっての「ボランチ」は、ひとことで言うと「患者さん視点」です。訪問を通じて、患者さんにとっての「誰かと話す貴重な時間」を届ける存在でありたい。「会いに来たよ」って、そういう気持ちで伺っています。

介護の経験が活きているなって感じる場面はたくさんあります。たとえば、患者さんのお宅にポータブルトイレやとろみ剤があると、それだけで「歩行が難しくなってきているのかな」「嚥下障害があるのかな」っていう推測ができるんです。外来のみの経験だと、なかなかそういう部分って気づきにくいので、自分の強みだなと感じています。

心に残っているのは、薬剤師の広大さんと一緒に訪問したときのことです。患者さんの排泄の状態から危険な状況を瞬時に察知して、リハビリパンツの交換などの介助を迅速に行ったんです。そのとき広大さんに「レーブさんいてよかった」って言ってもらえて、すごく嬉しかったですね。別の日には、喀血していた患者さんのお宅を訪問した際、病院での習慣が体に染みついていたので、まずバイタルを測定して、背中を上げる処置をしました。介護の経験があるからこそ、とっさに動けた瞬間でした。


まんまるのムードメーカー?!

ムードメーカー?えっ、全然自覚ないです(笑)。ムードメーカーは松倉さんでしょ!

でも、チームの雰囲気を悪くしたくないっていう気持ちはずっとあります。誰か一人が落ち込んでいると、それって全体に伝染するじゃないですか。「その一人には絶対なりたくない」って思っています。

まいこさん、ゆうなさん、こずえさん、広大さん……みんな本当に素晴らしくて、良い意味でそれぞれ違うんです。「みんな違ってみんな良い」って、まさにそんな感じ。いちばんありがたいのは、薬剤師という立場を振りかざさないこと。患者さんのことで分け隔てなく話し合ってくれるので、すごく接しやすいし、相談しやすい。「職種の垣根がない」って、まんまるの大きな魅力だと思います。


これから ーー 介護の技術を、みんなへ

ずっと思っていることなんですけど、介護の技術をみんなに教えたいんです。訪問先で介護的な状況に遭遇したとき、何をすればいいか戸惑うメンバーがいるんですよね。私にとっては当たり前のことでも、介護経験のない方にとっては未知の領域。そのギャップを埋めてあげたいなって。最近入社した松本さんが訪問介護の経験者なので、余裕ができた頃に二人で「介護の勉強会」みたいなものをやりたいなと考えています。

私自身、介護の世界からまんまるに来て、最初は「自分にできるのかな」っていう不安がありました。でも、まんまるのメンバーって、誰かの発言をあざ笑ったり引きずり下ろしたりする人が本当にいないんです。真剣に話を聞いてくれるし、考えてくれる。だからこそ、「やってみたい」って思ったことは声に出していい場所だと思います。

「音にすること」が、実現への第一歩。