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地域とつながる栄養士の想い〜さくらまつりから広がる「まんまるの輪」

薬局の栄養士として、地域のイベントに積極的に参加し、講演活動を通じて食事の大切さを伝えている管理栄養士の松倉くん。野球部時代の自身の経験から栄養士を志し、現在はまんまる薬局で地域に根ざした活動を展開している彼に、さくらまつりへの参加や栄養士としての外部活動について、その想いと体験を語ってもらいました。

栄養士になったきっかけは、野球部での気づき

――まず、栄養士を目指すきっかけについて教えてください。

そもそも栄養士になった理由が、講演とか講義をどんどんやっていきたいというところから来ているんです。

野球部のときに食事が身体を作るってこういうことなんだなって実感したことがあって。そこから、講演とか講義とかでも広めていきたいって思うようになりました。自分がしてもらった講演を通して、みんなに伝えたい。実際に時期によって気をつけることがあるんです。夏はあせもだったりとか。

この原体験が、現在の地域活動への積極的な参加につながっています。自分自身が食事の重要性を実感し、それを多くの人に伝えたいという強い想いが、栄養士としてのキャリアの出発点になっています。

さくらまつりとの出会い〜地域イベントへの第1歩

ーーさくらまつりには、どのような形で参加されましたか?

年に1度のさくらの季節にときわ台で行われるお祭りで、公園で屋台が開かれたり、公民館で講演がなされています。そこに参加させていただいています。

元々、社内の先輩栄養士のじゅんさんがそこで講演をされていて、お声がけいただき、僕も講演させていただき始めました。

講演活動で感じた手応えと発見

――実際に参加してみて、印象的だったことはありますか?

講演をしてみて感じたのは、食事で薬を減らせることができると感じたことです。

他にもあって、さくらまつり以外の講演をやらせていただいているんですが、まんまる薬局の仲間がサポートしてくれたりしたことが印象的でした。
また、講演の用意に時間をかけていたり、どうすればご高齢の方々にも理解されるように話せるのかとか考えさせられました。

講演の準備過程では、聴衆に合わせた伝え方の工夫が重要であることを学びました。じゅんさんだったら、筋肉のおもしろさ、自分だったら声の強弱でおもしろさを取り入れたりとか。丁寧な中でもラフさを心がけると伝わりやすいなぁみたいな。みんなを巻き込む感じで。

管理栄養士のじゅん先輩

現在は3ヶ月に1回ぐらいのペースで講演活動を続けていて、先日、母校からも「薬局の栄養士について語ってください!」という依頼をいただいて嬉しかったです!

薬局栄養士の新たな可能性

――薬局や栄養士としての視点から、地域イベントに参加する意義をどう感じていますか?

薬局の栄養士って事務やらされて終わりでしょ?と世間から写ってると思うし、自分もそう思ってました。そして、いろいろな薬局に見学させていただいてもそう思ってました。

でも、薬局で栄養士の動きも出来る場所を諦められず探していました。そのとき、まんまる薬局を見つけて社長の話を聞くと、自分の考えている管理栄養士像とマッチしていました。それは薬局から飛び出して、地域との連携のきっかけになる栄養士です。

薬局の栄養士はもっと知識をアウトプットすることで、地域のつながりを作れたり、数年後に訪問することになったりするかもしれません。まんまるの輪を広げるのがやる意義だと思います。

薬局外活動がもたらした変化

――薬局外で活動することで、自分自身にどのような変化がありましたか?

やっぱり楽しいなぁって思いました。実際にやってみて、やりたくないなっていう気持ちが全く無いことに気づいたり…
あと、前職は調理員だったので調理している仲間としか話すことがなかったんです。
薬局外での活動を通じて、新たな人とのつながりが生まれ、自分自身の視野が広がったなと思います。
実際に活動してみることで、自分の本当の気持ちや適性を発見できたことが大きい変化でした。